大学生はアルバイトをするべき?就活への影響は?メリット・デメリットと共に解説

大学生になりアルバイトを始めよう、もしくはアルバイトをしているという人は多いと思いますが、大学生になったからとりあえずアルバイトをする。と、脳死でアルバイトをしていませんか?

大学生でメリット・デメリットについてあまり考えずにアルバイトを始めてしまうと、

「将来的に貴重な時間を無駄にしてしまった」

と後悔する恐れがあります!

ということで今回は、大学生はアルバイトをするべきなのかどうかをメリット・デメリットを踏まえて解説していきます

この記事はこんな人におすすめ!

  • アルバイトをするか悩んでいる人
  • アルバイトを辞めるか悩んでいる人
  • 大学生活を有意義に過ごしたいと思っている人
目次

そもそも大学生でアルバイトをしている人の割合とは

そもそも大学生でアルバイトをしている人の割合ってどのくらいなのかご存じですか?

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大学生っていうとみんなアルバイトをしているイメージがあるよね。


マイナビキャリアリサーチLabの調べによると年度によりますが、アルバイトをしている大学生の割合は約60~70%となっています。

大学生でアルバイトをしていない人たちも一定数はいるようです。

この結果を受けて

大学生でアルバイトをしていない人達って就活で不利にならないの?

ポンポン
ポンポン

と疑問に思う方もいるのではないでしょうか。

では実際に大学生でアルバイトをするメリットとデメリット

アルバイトをしない場合、何をすれば良いのか具体的に解説していきます

大学生でアルバイトをするメリット

まずは大学生がアルバイトをするメリットから解説していきます。

お金を稼げる

まず最初に思い浮かぶのは、お金が稼げるということでしょう。

趣味に使ったり、友達と遊びに行ったりと学生は出費がかさみますよね。

女の子だったら、化粧品や洋服にも結構お金がかかるものです

ポンポン
ポンポン

お小遣いだけじゃ全然足りないよ~


そんな思いからアルバイトを始める人も実際かなりの数います。

社会経験ができる

早くに社会経験ができるということも、大学生がアルバイトをする大きなメリットです。

大学生のうちに働いた経験があれば、そうでない場合よりも実感を持って就職活動に臨めます。働く大変さを少しでも知っていることは大きな経験となります

また、自分に何が向いてて、何が向いていないかも知ることができるかもしれません。


本当は接客に向いていないのに、接客のアルバイト経験がなかったばかりに接客業に就職して後悔したというような話も聞いたことがあります。

その点アルバイトは比較的入りやすく、また辞めやすいため、向いていないと思ったら気軽に別の職種を試すことができます。

自分の適性を知るうえでも、アルバイトを大学生の時にやるメリットは大きいといえます。

出会いがある

大学生と、それまでの学校時代との間で一番大きな違いのひとつは、なんといっても交友関係の幅の広さですよね。

出身地はバラバラ、趣味もさまざまな学生と触れ合う機会が増え、「世界はこんなに広かったのか!」と感じることでしょう。

アルバイトをすると、さらに人脈の幅が広がります。

尊敬できる人と出会ったり、嫌いなタイプの人と接したり。新しい友人や恋人もできるかもしれません。

アルバイトをするとたくさんの出会いを経験し、世界が広がります。

アルバイトをするメリット

  • お金を稼げる
  • 社会経験ができる
  • 出会いがある

大学生がアルバイトをするデメリット

さて、ここまででアルバイトをするメリットについてご説明しました。

メリットを聞くと

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やっぱり大学生の間にアルバイトはした方がいいのかな?

と感じるかと思います。

しかし、必ずしもアルバイトをするべきだとは言えません。

ここからはアルバイトをするデメリットを解説していきます。

稼げる額に限界がある

先ほどお金が稼げることがメリットと書きました。

しかし、アルバイトで稼げる金額はふつう微々たるものだということを忘れてはいけません。

最難関大学の学生が家庭教師をやるとか、水商売をやるとかの限られた場合を除き、時給1000円以下、高くても1500円ぐらいのものです。

専門技術はない、経験もない、いつ辞めるかも分からない学生を雇うのですから当然そうなります。

仮に時給1000円でアルバイトに入ったとします。

授業や課題があるので週3日、1日5時間働いたとすると、月に60時間働くことになり給料は6万円となります。

ほぼ2日に1度出勤し、1日5時間、支度や移動時間を含めたらそれ以上の時間を拘束されて、やっと手にするお金が6万円なのです。

6万円でも大学生にとっては大金かもしれません。

しかし、あなたの60時間分の人生をたったの6万円で売るというのは、もったいないことだと思いませんか

学業に支障が出る

大学生の本来の”仕事”は学業です。

しかしアルバイトに時間を費やすと、もちろん勉強に向ける時間は減ります。

アルバイトによる拘束時間は思ったより長いです。

上でも書きましたが、実際に働く時間以外にも身だしなみを整えたり移動したりする時間がかかります。さらに、疲れて帰ってきたら勉強どころではないですよね。

もし仮にアルバイトをしすぎたせいで留年してしまう

なんてことになればそれは本末転倒です。

遊ぶ時間が減る

さらに、もう一つ重要なのは、遊ぶ時間が減ってしまうということ。

勉強はもちろん大切ですが、それと同じくらい大学生にとって大切なのが遊ぶ時間です。

友人と外ではしゃいだり、旅行に行ったりするのは、就職してからだと難しくなります。

一人旅でもいいですし、仲間と麻雀で盛り上がるのもいいです。

体感ではありますが、仕事ができて人柄も魅力的なビジネスパーソンは、大学生の時とことん勉強してとことん遊んだタイプが多いものです。

「時間」という一番大切な資産を浪費してしまう

時間を無駄にしかねない。大学生のアルバイトのデメリットは結局これに尽きます。

時間とは、あなたの寿命そのものです。本来は一番大切であるはず。

しかし大学生はそのことに気付かず、目先のお金を追ってしまう人が多いです。

若いと手持ちの時間が減っていくという感覚が薄いので仕方ないとも言えますが、覚えておいてほしいのは、時間の大切さというのは、年齢を重ねてから分かるものなのです。

ただ、それに気づいた時は手遅れであることも多いのが事実です。
もし経済的に切羽詰まっていないならば、アルバイトに時間を費やしすぎない方が良いと思います。

アルバイトをするデメリット

  • 稼げる額に限界がある
  • 学業に支障が出る
  • 遊ぶ時間が減る
  • 「時間」という一番大切な資産を浪費してしまう

もっと有意義な時間の使い方をしよう

ここまで、大学生がアルバイトをするメリット・デメリットについて解説してきました。

もちろん、アルバイトで充実した時間を過ごしているという人はそれで良いのです。

大事なのは、時間の価値を理解しているかどうかですから。

では、ここからは

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アルバイトをしない場合は何をすれば良いの?


という疑問にお答えしていきます。

大学生活を有意義に過ごすためにも以下のことに挑戦してみましょう。

長期インターンに参加

半年から1年程度の期間仕事を経験できる長期インターンに参加することは良い経験になります。

就職後の仕事を参考にできるので、アルバイトよりも実践的に仕事の経験を積めるからです。

さらに、同じ志を持つ仲間にも出会え、頑張れば採用への道も開かれています。

できるだけ早い段階から長期インターンには参加しましょう。


 関連記事:長期インターンに割くべき期間と時間はどれくらい?

スキルを身につける

大学生時代は、まとまった時間がとりやすいです。そのため、社会人になってからでは手が出しにくい勉強ができます。

プログラミングや動画編集、デザインスキルなどは引く手あまたなので大学生の間に勉強しておいて損はありません!

スキルの習得にはある程度時間がかかるので、時間のある大学生活の間に何かスキルを身に付けておきましょう。

 関連記事:【大学生必見!】大学生が就活を有利に進めるために付けるべきスキル5選

資格を取る

スキルと近いですが、資格を取るのも選択肢の一つです。

就活では、基本的に履歴書やエントリーシートを書く必要があります。その際、資格の欄が埋められるとライバルより一歩リードすることができます

簿記検定のような、仕事に直結する資格だけでなく、自分の個性が出せるような資格も良いです。

自動車好きの知人は、趣味で大型自動車の免許を取得していました。その知人は、自動車とは関係ない企業の面接でも必ず免許のことについて聞かれたそうです。

面接官から、「自動車好きの〇〇さん」として覚えられたおかげもあってか、知人は第一志望の企業に採用されました。
自分の印象を覚えてもらう、つまり自己ブランディングする意味でも、資格は有用なのです。

大学生活の有意義な時間の使い方

  • 長期インターンに参加
  • スキルを身に付ける
  • 資格を取る

結論

大学生の間にアルバイトをするのは経験としては良いかもしれませんが、そこに時間を集中しすぎるのは考えものです。

長期インターンに参加する、スキルを身につける、資格を取るなど将来のための学びに時間を使うことも考えるとよいでしょう。

周りがアルバイトしているという理由で、深く考えないまま時間を無駄にすることは避けましょう。長期インターンやスキルを身に付ける、資格を取るなど別の選択肢も視野に入れた上で経験者やネットから情報を集めて自分で決めることがなによりも重要です。

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